近年、「地産地消」ならぬ「地消地産」という言葉をよく耳にします。 「地産地消」は、地域で生産されたものを地域で消費するという 消費行動への呼びかけを意味し、 「地消地産」は、地域で消費するものは地域で生産するという 生産構造の変革を意味します。 農産物に限らず、今まで地域外から購入していたものを、地域内で生産し 置き換える「地域自給」を進めることで、流出していた人・モノ・カネを 地域に取り戻す経済の地域内循環を生み出すことができるとされています。
地域自給圏の実装化を図っている小田原市は、2019年度、 内閣府のSDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業に選定されました。 小田原市で農業や林業と自然エネルギーを組み合わせた地域自給圏作りに 挑戦している小山田大和氏を訪問し、「経済がグローバル化する中でも 足腰の強い地域経済作り」をその取組みを通して学びます。
「持続可能な地域社会モデル」小田原市を訪ねる
⌚開催日 | 04月27日(火) (現地集合/現地解散) |
🚄集合場所/時間 | 小田原駅西口 12:00 (時間厳守) https://goo.gl/maps/PEWnDBH844sSvN7Y8 |
💰参加費 | GS会員 12,000円 / 一般 20,000円 (銀行振込もしくは当日現金支払) 参加費に含まれるもの; ❶現地でのセミナー受講費 ❷セミナーに伴う現地での移動費用 ❸当日の昼食代 ❹当日の夕食代 ❺お土産(自然栽培で作った加工品) |
👥募集人数 | 12名 |
📝当日のスケジュール(予定)
12:00 (厳守) | 小田原駅西口集合 🍱昼食(移動車内でお弁当をご用意) |
12:30~ | 日本初オフサイト型自家消費ソーラーシェアリング視察 参考ブログ;https://ameblo.jp/enejim/entry-12641133149.html |
13:30~ | 自然栽培梅畑見学 |
15:00~ | 第一部講演「 風の谷構想」 加藤憲一氏 参考URL;https://kaz-ataka.hatenablog.com/entry/2019/07/15/015558 |
第二部講演「 FEC+M自給圏の実装~自然エネルギー100%への道~」 小山田大和氏 参考URL;https://kagaribiweb.com/weboriginal/3868/ | |
18:00~ | 🍶夕食(懇親会) |
講師紹介
■加藤憲一 氏
1964年 小田原市生まれ
小田原高等学校、京都大学法学部卒業
1988年 ㈱コーポレイト・ディレクション入社(経営戦略コンサルティング)
素材開発、損害保険、不動産仲介、建材開発、大規模再開発、飲料開発などのプロジェクトに関わる
1992年 民間教育団体 初代事務局長
1996年 自給自足を目指して独立
小田原にて林業、漁業、農業などを手掛け、地産地消の推進と地域の農を守ることを目的として「あしがら農の会」の立ち上げに参加
2002年 小田原インキュベーションフォーラム (IFO) を設立
小田原周辺における起業家予傭軍の掘り起こし活動を実施
2008年~2020年 小田原市長を3期つとめる
退任後は耕作放棄地再生と新たな地域農産物の栽培(ワイン、レモンなど)県西部で持続可能な地域社会づくりを実践する人たちのネットワークづくりに取り組む
㈱小田原柑橘倶楽部取締役、星槎大学特任教授、神奈川大学非常勤講師
■小山田大和 氏
1979年神奈川県出身
合同会社小田原かなごてファームの代表(社長)として農業×自然エネルギーの組み合わせ「ソーラーシェアリング」や林業と自然エネルギー=木質バイオマス熱供給などの自然エネルギーの取組や自然栽培の農業や林業に挑戦